一般謁見:教皇、戦争に苦しむ国々のために祈る
教皇フランシスコは、一般謁見の席で戦争に苦しむ国々のために祈られた。また、教皇は捕虜になっているウクライナ兵の家族らとお会いになった。
教皇フランシスコは、6月26日(水)、バチカンで行われた一般謁見で、戦争に苦しむ国々のために祈られた。
この席で教皇は、来たる6月29日(土)、ローマの保護者、使徒聖ペトロと聖パウロの祭日が祝われることに言及。
キリストの弟子、宣教者として、福音の素晴らしさをいたる場所で証しした聖ペトロと聖パウロに倣うよう、信者らに願われた。
教皇は、ウクライナ、パレスチナ、イスラエル、ミャンマーをはじめとする、戦争のために苦しむ国々をこの二聖人の取り次ぎに託し、一刻も早く平和を見出すことができるようにと祈られた。
また、教皇はこの謁見で、捕虜になっているウクライナ兵の家族らとお会いになった。
この家族らは、マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で抗戦していた兵士の母親や妻たち。兵士たちはロシアにより終身刑を言い渡され、多くは2022年5月以来、家族と連絡が取れていないという。
教皇は、捕虜の家族らに耳を傾けられ、一人ひとりの兵士の写真やストーリーをまとめた冊子や、縛られた両手を表現した彫刻作品を受けとられた。
26 6月 2024, 18:01