復活の月曜日:教皇「戦争が理解と和解にとって代わるように」
教皇フランシスコは、「復活の月曜日」4月18日(月)、正午の祈りで、バチカンの広場に集ったローマ市民と世界各国の巡礼者らに、復活祭のお祝いの挨拶を新たにされた。
この中で教皇は、「復活された主の恵みが、苦しみにある人々に慰めと希望をもたらすように。誰一人見捨てられることがないように。いさかい、戦争、紛争が、理解と和解にとって代るように」と祈られた。
教皇は「和解」の必要を強調。「イエスの受難と復活は、わたしたちを御父と和解させるため、また、わたしたち同士を和解させるためであった」と話された。
「神は悪霊との戦いに決定的に勝利した」と述べた教皇は「わたしたちの人間的なもくろみを捨て、神の平和と正義のご計画に回心しよう」と呼びかけられた。
教皇は、人々がご自身に寄せた復活祭のお祝いや祈りに感謝の言葉を述べられた。
また、この日の午後からバチカンの広場で行われる祈りの集いのためにイタリア全土から訪れた若者たちに、教皇は「皆さんは希望のしるし」と喜びを表された。